【前立腺検査・実録】PSA数値が高く出た時の「東大病院」検査まとめと注意点

人間ドック検査

人間ドックで何も問題がなかった数値に突如として異変がありました。
PSAという項目で「前立腺」に関連した項目です。

前立腺(ぜんりつせん、英: prostate)は、器官の一つで、男性のみに存在する生殖器。膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在、精嚢が隣接。クルミほどの大きさで、重さは数十グラム。女性器におけるスキーン腺に相同である。また、前立腺小室(男性子宮)は同様に子宮に相同である。※以上Wikipediaより。

検査の数値は「4.3」
ギリギリ規定値の「4」をギリギリでオーバーしており、別途医療機関での再検査という形になりました。

直接病院へ

いきなり降って沸いたような話しで、どこの医療機関医医校か悩みましたが、すい臓の嚢胞でもお世話になった東大病院で見てもらうことにしました。
人間ドックの検査表を持って東大病院まで向かうも、なんと窓口であえなく断られてしまいました。
「数値的に緊急を要するものではない」とか「混んでいて空きがない」など、窓口の女性に色々と理由をつけられて、結果的に無駄足となってしまいました。

すぐに人間ドックを受診した医療機関に問い合わせします。
検査したい旨と、受診したい病院を伝え、紹介状を作成頂きました。紹介状自体は翌日に受け取ることが出来ました。

電話予約

そして、希望する病院に直接予約を入れます。
※筆者の場合、バタバタしてすぐに連絡出来ませんでいた。紹介状の有効期限は3ヶ月ですのでご注意ください。

電話のオペレーターさんに、紹介状がある旨を伝えて予約を取ります。

予約日は比較的すぐに取ることが出来ました。電話して3〜4日後に病院へ行くことに決定!

 

通院1回目:前立腺検査

さて、予約している東大病院に向かいました。
例によって混雑している東大病院です。
別の科に受診していても、初診扱いになります。前立腺周りの疾患は「泌尿器科」で診ることになります。予約しているので手続きもスムーズでした。

4階に上がって、細かいアンケートに記載していきます。
勃起時の固さとか、挿入後何回維持することが出来たか?などデリケートな項目まであって、慎重に記載していきます。

なかなか厳しく攻めてくる質問項目ですね。

しばらく20分ほど待って問診がスタートします、もちろん個室で先生と1対1です。担当のお医者さんは「初診担当」ということでした。若くて元気な男性医師です。

問診がはじまると、「ご自身でも調べているかも知れませんが、PSAの数値は前立腺がんの診断に使われる数値で、そのために検査していきましょう!」と、がんの疑いに立った診察であることを明言されました。窓口で言われた「数値的に緊急を要するものではない」という見方をされたのは何だったのか・・・とも思いましたが、この際忘れましょう。

筆者の年齢は40代の後半。先生からは「お若い割には数値が出てますね」と言われます。「4.0」以上が要注意の数字ですが、4.3でも年齢的には「高い」とされるようです。
40代の年齢でこのような数値が出ることは「珍しい」と言われました。一般的には60歳以上になって患者数が増える病気なんだそうです。
余談ですが、診て頂いた先生のご経験では、35歳で前立腺がんになった患者にも対応したことがあるそうです。これは、担当医が知るなかでも最年少記録なんだそうです。

PSA検査で異常値が出たとしても、前立腺の炎症によっても数値に出てくるそうです。数値が高くても、何事もないことも良くあるそうです。しかし、「がんの疑い有り」と言うポジションで診察が進んで行きます。

正確にがんを見つける検査は「生体検査(生検)」と言われるそうです。
生検は股の方から注射器のようなもので組織を取るため、とっても痛いんだそうです。そのため麻酔を行うことが前提で、2泊3日の入院検査になるとのお話しでした。

しかし、生検をいきなり進める前に、もう少し別の検査でもう一度確認していきましょう!」と言うのが今回の診察方針です。再度検査をすることに合意しました。

検査内容は、MRI尿検査血液検査の3つです。
MRIは東大病院内の予約が既に12月中頃まで埋まっているため、都内の各地区にある提携の機関で受診予約が可能です。10以上有るリストから、アクセスしやすい場所を選んで日曜日に予約することにしました。

最後に直腸内触診が行われます。そう、お尻の穴に指を入れて前立腺部分を触って確認するのです。直腸内の前立腺に触れることができるため、大きさ、位置、硬さなどがよく分かるのだそうです。仰向けに寝て脚を曲げ、約5秒ほど確認されて終了。特に所見は問題ないとのことでした、ほっ!

なお、尿検査と血液検査は問診の後にすぐ行うことになりました。
こちらは滞りなく終了して、会計、支払い。終了!

お会計はピッタリ「3,000円」。

通院2回目:MRI検査

予約していたMRI検査を行うため都内の「メディカルスキャニング」さんへ。
「メディカルスキャニング」は、都内に複数施設を構えている検査機関です。

最初にいくつかの書類に記入していきます。造影剤を使うと言うことで、アレルギーや既往症など色々と聞かれました。検査着に着替えていざMRIの部屋まで進みます。

最も気になる「検査時間」について担当者に聞くと「約30分」とのお返事。むむ、長い・・・と感じました。MRIは苦手なものの、目をつぶっていれば大丈夫だった経験もあり、今回もその戦法でいくことにします。

造影剤は注射器で事前に打つものと思っていましたが、まずは普通の状態でMRI検査に入り、途中から造影剤を投与して通常の画像との差を確認すると言うことでした。比較のために使われるんですね。

さて、いよいよ装置に入って検査スタートです。

最初の方は順調に進んでいったのですが、検査の途中でヘッドフォン越しに「ブレています」と言われてしまいました。息を殺していても呼吸するだけでぶれてしまうんだそうです。そう言われると、ますます力が入っておかしな感じになってしまいました。

「メディカルスキャニング」のMRI機械は径が太くて比較的大きめの機械でした。途中で気分がおかしくなり、緊急ボタンを押して一旦休憩。やめようかとも思いましたが、もう少しと聞いて再度チャレンジします。あいだに休憩を入れたせいで、目を開けると目線の上の方から室内の様子が見える位置だと確認出来ました(以前に行った別のMRI検査の際には、目の前が壁面でした)。目を開ける作戦に急遽変更。真っ暗闇から一転、光を感じることが出来て、なんとかいけそうです。

造影剤はラスト5分で登場します。

MRI装置から発せられる深いな音と同時に、リアルタイムで造影剤が体の中に入っていくシステムです。しびれるような刺激が断続的に腕を伝わってきて、体の中を電気が走るような感覚です。ラスト5分なのでなんとか耐え忍んで終了。立ち上がると目眩のような感覚が薄くありました。

なお、造影剤は尿から外に排出されるので、検査後は水分を多めに摂っていきます。なお、当日のアルコール摂取は控えるように指導されます。アルコール摂取は水分が奪われるためなのでしょう。※当日はビールなど少し飲んでしまった・・・。でも大丈夫でした。

お会計は「10,940円」、高いですね。
別途650円、医療機関への配送料金(宅配便)が掛かりました。

3回目:診断結果

初回の診察から約2週間後。
MRIの結果を踏まえた診察の結果を聞きに行きました。

MRIの医療機関からMRI画像を含めた「医療機関用報告書」が届いており、前立腺の体積や所見が記載されていました。最後の文面に「まとめ」とあり、「前立腺癌を疑う所見は見られません。」と有り、ホッと一安心。

前立腺の体積も「約20ml」と問題なしとの診断。細かい数値が出るところは、さすがMRIですね。
加齢とともに前立腺が大きくなってしまう疾患は「前立腺肥大症」と呼ばれ、50歳代以降に多くみられるものだそうです。男性前立腺が肥大すると、尿道を圧迫して尿が出にくくなる症状が出るんだそうです。

そして、PSAの数値が何故多く出てしまったかという点について、先生に教えて頂きました。これには2つ原因があるんだそうです。

PSA数値が高くなる場合について
  1. 尿道からバイ菌が入り、前立腺が炎症を起こしてしまう場合。
  2.  日常生活の中で、前立腺に炎症を起こしてしまうこと。
    例えば、飛行機やデスクなどで長時間座る、自転車に乗って衝撃を受けるなどの他にも、飲酒や性行為でも数値が上がる。
なお、正確に検査の数値を見たい場合、上記のような点に気をつけて1週間過ごし、要因を排除した上で検査をすることになるそうです。
ちなみに今回のお会計は「220円」でした。

まとめ

とにかくホッとしました、と言うのが第一印象です。

MRI検査は閉所恐怖症の方にとっては非常にタフな内容ですし、お金も掛かる検査です。ですが、終わった今となっては、前立腺の大きさも確認出来るというメリットもありました。安心感を買った、と言うことで自分を納得させています。

いきなり降り掛かってきた異常数値でしたが、何事も無くて良かったです。
皆さまもマメに検査を行うことをオススメ致します。

※本記事は個人の体験です。参考程度に留めて頂くようお願い致します。