【Mr.Children】東京ドーム(2019.5.20)生観戦「Against All GRAVITY」ツアーに行ってきた

Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY

Mr.ChildrenのDome Tour「Against All GRAVITY」に参戦してきました。

ツアータイトルの「Against All GRAVITY」は、 直訳すると「重力に対峙する」という意味ですが、桜井和寿さんもMCで語っていた通り、重力はあくまでも象徴的なものとして引用され、一人一人がそれぞれに向き合う何か、そこからの解放を表現しているようです。

ツアー後半というタイミングが理由なのか分かりませんが、絶好調時から比べると若干声の調子がイマイチだったような気もしました。しかし、相変わらず素晴らしいパフォーマンスでした。

毎度驚かされる映像を使った演出は今回もさらにグレードアップし、東京ドームという大きな空間を最大限活用したものでした。アルバムのジャケットワークにもあったような、アート的な印象も受ける映像表現は、観客に対して強いインパクトを与えるものだったと思います。

名もなき詩

筆者が最も印象的だったのが、7曲目に演奏された名曲「名もなき詩」でした。

楽曲のアレンジと演出が非常に素晴らしく、とても印象的な光景となりました。
「令和になって時代は変わったけど、変わったほうがいいもの、変わらないほうがいいものがあると思います。そんな自問自答をしながら、この曲を送ります」という曲紹介から始まりました。

桜井さんのアコーステックギター弾き語りからはじまった演奏は、アリーナ中央付近にメンバー4人が集まり、サポートメンバーを入れずお互いが向き合うように輪になって演奏されました。

切り裂くようなエッジを立てたボーカルは姿を変え、シャウトをしない抑揚をおさえた柔らかで軽やかに歌い上げた「名もなき詩」は、50歳を迎えようとしている彼らの円熟期を表すと同時に、年月を経た楽曲の再解釈を促すようでした。

1996年に発表されたこの曲は、年号が変わり、23年もの時間が経過して、新たに生まれ変わったような印象とともに受け止めることが出来ました。素晴らしいパフォーマンスでした。

ツアー後にはロンドンでのレコーディングを控えているそうです。

まだまだ私たちを楽しませてくれるアーティストMr.Children。
これからも精力的な活動で、その動向が注目されます。

「名もなき詩」歌詞     作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

ちょっとぐらいの汚れ物ならば
残さずに全部食べてやる
Oh darlin 君は誰
真実を握りしめる

君が僕を疑っているのなら
この喉を切ってくれてやる
Oh darlin 僕はノータリン
大切な物をあげる oh

苛立つような街並みに立ってたって
感情さえもリアルに持てなくなりそうだけど

こんな不調和な生活の中で
たまに情緒不安定になるんだろう?
でも darlin 共に悩んだり
生涯を君に捧ぐ

あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら
僕だってそうなんだ

どれほど分かり合える同志でも
孤独な夜はやってくるんだよ
Oh darlin このわだかまり
きっと消せはしないだろう oh

いろんな事を踏み台にしてきたけど
失くしちゃいけない物がやっと見つかった気がする

君の仕草が滑稽なほど
優しい気持ちになれるんだよ
Oh darlin 夢物語
逢う度に聞かせてくれ

愛はきっと奪うでも与えるでもなくて
気が付けばそこにある物
街の風に吹かれて唄いながら
妙なプライドは捨ててしまえばいい
そこからはじまるさ

絶望、失望( Down )
何をくすぶってんだ
愛、自由、希望、夢
足元をごらんよきっと転がってるさ

成り行きまかせの恋におち
時には誰かを傷つけたとしても
その度心いためる様な時代じゃない
誰かを想いやりゃあだになり
自分の胸につきささる

だけど
あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら誰だってそう
僕だってそうなんだ

愛情ってゆう形のないもの
伝えるのはいつも困難だね
だから darlin この「名もなき詩」を
いつまでも君に捧ぐ

 

セットリスト
  1. Your song
  2. Starting Over
  3. himawari
  4. everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック
  5. HANABI
  6. Sign
  7. 名もなき詩
  8. CANDY
  9. 旅立ちの唄
  10. ロードムービー
  11. addiction
  12. Dance Dance Dance
  13. Monster
  14. SUNRISE
  15. Tomorrow never knows
  16. Prelude
  17. innocent world
  18. 海にて、心は裸になりたがる

アンコール:

  1. SINGLES
  2. Worlds end
  3. 皮膚呼吸