【特装版図録】目[mé]「非常にはっきりとわからない」展・ドローイングサインカタログをハッキリと明らかにする。

目[mé]非常にはっきりとわからない

賛否を巻き起こしたアートユニット目[mé]による初の美術館個展「非常にはっきりとわからない」が幕を閉じてから1ヶ月少し経過しました。

展覧会の余韻が冷めつつある中、予約購入していた図録が郵送で到着しました。
今回の図録は、目[mé]にとって初めて出版するカタログです。そのため、展覧会の記録が中心に構成されていますが、過去作品も含んで収録されております。また、目[mé]らしさを感じる特殊な装丁で、手作り感が残された、他に無い仕様に仕上がっておりました。

当初公開されていた台割り〜展覧会時に撮影

ドローイングサインカタログ

今回特別に制作されたドローイングサインカタログは限定50部のみの販売で、価格は20,000円です。販売価格のうち、大部分が目[mé]の活動資金として使われるそうです。
目[mé]の荒神さんと南川さんが手作りで仕上げた貴重なアート作品のような仕上がりです。

通常版図録の2800円を除いた17200円が活動資金として目[mé]に提供されます。※上はドローイングポスターのレシート

このドローイングサインカタログは、展覧会で使われた材料や、展示会場にあったモノを使用して作られています。

ゆうパックで到着しました。写真は開封後

予約特典のステッカーが封入されていました。

通常版と特装版の表紙面比較は次の写真を参照ください。なお、特装版はそれぞれのエディションごとに制作され、個体ごとに内容は異なります。※スライダーで左右比較が可能〜スマホは指で操作ください。

表紙上部※部分〜テープとドローイングで装飾されています

シールの跡が生々しいですね。

ドローイング

「ドローイングサインカタログ」ということで、エディション限定「50部」それぞれ異なるドローイングが施されているようです。また、ドローイングや特別な装飾はカタログ内に複数箇所散りばめられています。

背表紙に残されたオレンジ色のドローイング

背表紙の中央部分〜ドローイング

拡大してみました。草間弥生さんが描くドットペインティング風です。

最終ページの厚紙背表紙にはエディションナンバーとサインが入ってました

はっきりと分からない「50」の「5」部分を分かりやすく重ねて書いてくれています。
※肝心のエディションは、7なのか9なのか・・・、「はっきりとわからない」ですね。

「Scapers」と書かれたページもありました。スケーパーさん達が描いた訳ではないと思いますが、直筆と思われる描き方でした。

201ページに謎のドローイングが入ってました(印刷じゃないですよね・・・?)。

まとめ

「非常にはっきりとわからない」展と同様に、通常版の図録と比較しないと、はっきりよく分からない様な部分もあって、間違い探しのように読み込んでしまいました。

可愛らしいドローイングや展覧会で使用されたテープや材料、そしてなにより過去作も含めてまとめられた充実の内容で、完成度の高いクオリティが、さらに価値を上げているようです。素材やサイズ、厚さの異なる紙を組み合わせた、これまでにない型破りな図録でした。既に通常版も販売を終了しており、今後価値の上がる図録として注目されていくことでしょう。

緩く募集をしております

特装版図録を入手ゲットされた方、よろしければ写真を送って頂けませんでしょうか?比較してみたいと思います。→こちらのメールまで ※本記事に追加させて頂きます。

概要

目[mé]
「非常にはっきりとわからない展」図録
特装版・ドローイングサインカタログ

価格:20.000円(税込)※目[mé]の活動資金含む
編集:kontakt 川島拓人、安齋瑠納、ヴィクター・ルクレア
アートディレクション:坂脇慶
デザイン:飛鷹宏明
製本:篠原紙工
発行:千葉市美術館