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Bur@rt

ぶらっとアート ~β版~ all you need is art

【Burart Diary】年頭の辞〜2019年もよろしくお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。
20191発目の記事は5000文字超えました。いきなりの長文エントリーです。新年早々お時間を頂くようで大変恐縮です。お時間あるときにも読んでいただきたく思います。

2018年

1年は早いもので、あっという間に2018年が過ぎていきました。
弊サイト「Bur@rt〜ぶらっとアート」は2017年の10月から運営を開始して、1年と2ヶ月が経過しました。おかげさまで訪問者数も順調に推移し、小さいギャラリーの個展から美術館の大型展レビューまで、筆者の手の届く範囲を出来るだけ幅広く、網羅的にレビューして参りました。

美術手帳さんの調べによると、2018年に開催された美術展の中で最高の入場者数を誇ったのが森美術館で開催された「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」(2017年11月18日〜2018年4月1日)だったそうです。その数はなんと614,411人。1日平均で4,500人以上の来場者があったようです。すごい数ですね。

一方で、日本には美術作家が20万人もいるそうです。少し真面目な話をしますと、アートの取引額では世界第44位、シェアが0.4%という数字が語るように、作家の数に比べてコレクター側からの需要が圧倒的に少ないのが我が国日本の現状です。
世界のアート市場は約8兆円ほどの規模だそうです。日本のGDP5.5%で単純換算すると、国内のアート市場は4,400億円の規模であるはずです。しかし、実態としては1,000億~2,000億円とされているそうです(諸説あります)。そしてその大きな部分を大型の美術展覧会が占めており、若手作家の美術品販売市場はわずかな規模と推定されます。20万人の美術作家が得られる収入は雀の涙ほどです。

本サイトはアートの楽しさをコレクターサイドから伝えていきたいと思ってここまで運営してきました。先ほどの数字に微力ながらアートを底上げするような形を目指して記事制作を続け、ここまでサイト運営を推進してきました。

許諾の取れる範囲で、できるだけ写真を多く掲載し、若手作家の小さな個展でも足を運んで記事化し、多くの作家の方の活動を可視化し、出来る限りの記事を発信してきました。記事化したものがなんらかのルートでアクセスに繋がり、作家とコレクターのミスマッチを出来るだけ少なくしていくことをひとつのミッションとしてきております。

記事制作

これまでに更新した記事制作の中で、弊サイトの記事をきっかけにギャラリーへの訪問機会が創出されたり、作家への興味関心が増したりする声が聞こえてくるたびに嬉しく思い記事制作を進めてきました。美術作品を収蔵する際に聞こえてくる作家さんからの言葉も嬉しいですが、来訪に繋がる記事への評価や効果は素直に嬉しいことでございます。


一方で、記事を毎日更新し続ける労力は相当なストレスがあります。
弊サイトは、ある程度写真にこだわり、一眼レフカメラをできるだけ使って美術展に赴きますが、撮って出しではなくて加工ツールを使って修正を施します。立ち上げ初期のしばらくはひどい写真で申し開きも出来ませんが、ホワイトバランスや角度調整、彩度やコントラスト、露出修正など、鑑賞時のコンディションに近い写真アップを心掛けております。この作業が結構な時間を要し、忙しい時はついつい疎かになってしまいます。そのため写真だけ記事に放り込んで終了!と言うような記事も多々ありました。

他に仕事を抱えている身ですから、記事を更新し続けることが難しい時期を何度も経験してきました。そういった中で更新頻度を少し見直していこうか?という気持ちが強くなり、本年度は少し方向性に変化をつけようと思っております。多少変わりダネの記事が出るかも知れません。新しい取り組みも検討しておりますので、後述致します。

嬉しかったこと

年末にBest10企画をいくつか展開してきましたが、記事としてまとめられなかったいくつかの点について書こうと思っています。

1つ目は2018年に嬉しかったこと」のご報告をしておきたいと思います。

  1. 作家さんからのお礼状が作品として届いたこと。
  2. 優秀な額屋さんとの出会いがあったこと。
  3. 超人気作家さんのレアな作品を手に入れたこと。
  4. 応援している若手作家が美術賞を獲ったこと。
  5. 争奪戦のmonkpictureで作品ゲットできたこと。
  6. 執筆環境を改善出来たこと。

6つほどピックアップしてみましたが、作家さんから届いたお礼状が作品になって届いたことは特に嬉しかった出来事です。
ハガキ大のサイズに私の所有作品のモチーフが支持体と画材を変えて描かれていたのにはビックリしました。一目散に馴染みの額装屋さんに出向き、気合いを入れた額装を依頼しました。
作家さんによっては、作品を購入してもお礼状が送られてこないこともあるものです。ましてや、その作家さんは個展やグループ展をたくさんこなしているとても多忙な方なので、そういった作品を贈っていただけることのお気持ちがとても嬉しく感じた出来事でした。
その作家さんとの出会いは、オルタネイティブスペースで展示してある作品が気に入って「譲って下さい!」とスタッフにお願いしてから作家さんと繋がり、現在に至ります。その後の個展やグループ展にも出向き、活動を応援してきました。

作家さんとの出会いの切っ掛けは様々ですが、色んなエピソードがあるのもコレクションの醍醐味だと思います。値段が高騰している人気作家さんですが、今年も展示を楽しみにしております。

そういえば、ある方の個展に伺った時、好きな作家さんの話になったのですが、ちょうどお好きな作家さんの展覧会招待券を持っていたので差し上げたのですね。そうしたら、その場ドローイングを描いてくれたのです。これも嬉しかったなぁ、かわいい作品だったのですぐに額装しました。2,500円のSALEモノの額だったんだけど、作品にマッチして素敵に仕上がりました。我が家の玄関に飾ってあり、来訪者を温かく迎えてくれています。

額装屋さんとの付き合いも2018年の大きな出来事でした。今までいくつかのお店にお世話になってきましたが、現在のお店にお願いするようになってからは、ずっとお世話になっています。
いつも私のワガママに付き合って頂ける丁寧な対応と、専門的な知識と幅広い技術力を持つ最高のパートナーです。スタッフの方とはお仕事以外の話しや関わりなどもあり、とっても良くして頂いております。近場にお店があるのも良いですね、本年もよろしくお願いします。

飛ぶ鳥を落とす勢いの作家さんの作品を運良く収蔵できたこともありました。
この場で書けないのが大変心苦しいのですが、裏を返すと、色んな情報を取ることや脚を使って動くこと、ギャラリーとの関係性など、アート業界の複雑な商習慣を体感した出来事でもありました。それもあって、素晴らしい作品を手に入れた反面、もっと透明性の高い商取引になることを強く感じる出来事でもありました。個展の開始時に売り切れることや、ウェイティングリストなるクローズドで閉鎖的な取引体系は、今後、開放された市場形成が求められると思います。底辺が広がらない限り、アート業界の未来は明るくならないのではないでしょうか。

応援している作家さんが美術賞を獲ったことは、我が事のように嬉しい出来事でした。受賞展で偶然作家さんにあうことが出来、我が子の成長を喜ぶ親の気持ちで晴れ姿を写真に収めました。本人の嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。こういう機会に恵まれるアートコレクターってなんて素敵な趣味なのでしょう!

Instagram経由で争奪戦になっている@monkpictureの作品を先着ゲットできたことも嬉しかったです。会食があった日の夜中、何気なく開いたスマホの画面にジャストタイムで投稿に巡り会うことが出来ました。
作品を収蔵する際に「縁があれば」という言葉を使う場合がありますが、まさにご縁あって作品を譲っていただく事が出来ました。作品がコレクターの手元に届くまでの流通のやり方で色んな演出ができる一例だと思います。たくさんの企画やアイディアが考えられると思います。作家の皆様は私たちが驚くような、もっと色んなアプローチを試していただきたいと思います。

12月に入って、デスクトップPCと記事作成の為にデスクを購入したことで大幅に執筆環境の改善を図ることが出来ました。世間を賑わせたPayPayの20%キャッシュバックキャンペーンに背中を押され、今までのノートPCからデスクトップ型に乗り換えましたので、大幅に効率が上がりました。大きな画面と優れたCPUで、サクサクと画面を操っております。

今年は文章をキチンと書くことを誓います。この記事もその姿勢を表明するために長文で作ってます。

反省点

逆に、反省すべき点、残念だったことは以下です。

  1. 図録や画集を整理する本棚を揃えられなかったこと
  2. 計画的にコレクション予算を使うことが出来なかったこと。
  3. https化など、サイトの改修を後回しにしてしまった。
  4. WEBサイトのロゴが未完成であること。

絵画作品や立体作品を飾るスペースを確保して、なおかつ画集などを収納できる本棚がずっと欲しいまま、現在に至ってます。目が飛び出るほど高いオーダー家具なので、いつになることやら自分でも分かりません。オーダー家具屋さんは色んなものを作ってくれるので、それよりも手軽にできるモノから注文しようと思ってます。いつか記事に出来ますように。

コレクション予算は、なかなか計画通りに行かないものですね。勢いや衝動で動いてしまうことが多く、予想外の出費がかさみました。限られた予算ですから、もっと冷静で計画的に使っていこうと思います。

httpsについては、もはや時代の流れですから、時間のあるときにもサイトの改修を進めて行きたいと思います。

実は弊サイトを「β版」としているのは、とある作家さんにロゴを発注しているからです。ロゴが納品されたときに100%完成すると考えておりますが、なかなか出来上がってこないのです・・・。最初にお願いして約1年、打ち合わせをしたのが2018年の夏頃でしょうか。忙しい作家さんなので気長に待っております。

やってみたいこと

サイトの運営以外で、2019年にやってみたいことは次の通りです。

  1. 登録記者制度
  2. Kindle本の出版
  3. コレクター展の開催
  4. コレクターさんとの関係構築(コミュニティ作り)
  5. 作家さんのアトリエ訪問企画

リアルの場で面識のあるコレクターさん1名にお願いして個展レビュー記事制作をお願いしています。自由に記事制作頂き、その方の視点でアートの楽しみを伝えていって頂きます。どんな記事内容になるのかとても楽しみにしております。行けないことの多い美術展の内覧会や記者会見などにも行って頂こうと思っています。どのように着地するか、私も楽しみにしております。※ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

はやかぜさんの著書を読ませて頂き、放置していた「Kindle書籍化」も進めて行かなければならないと思いました。現在、ひとつ進めている企画があるのですが、作家さんへの掲載許諾が大変そうなため、途中で筆が止まっております。それとは別の企画で、自分の強みが出せそうなテーマを見つけたため、今はそちらの本を書き始めたところです。これも最後までどうなるか分かりませんが…。

コレクター展は色んな意味で開催してみたい企画です。別の扉が開き、アートの楽しみ方が広がりそうです。次のようにいろんな意味合いが含まれているようで、チャンスがあれば検討したいと思っています。

  • 自分のお気に入り作家のプロモーションに貢献したい
  • 作品を自分以外の方に見て頂きたい
  • 作家さんに作品販売の機会を提供したい
  • リアルで読者さんや作家さんと繋がってみたい

コレクターさんとの繋がりを深めていきたいとも思っています。リアルの場もそうですが、オンライン上でも、コミュニティのようなものが出来れば、有効な情報交換や流通支援のようなことが出来そうです。日本のアート業界に圧倒的に足りない「コレクター」の下支えになる場になるような形が理想的だと思っています。

作家さんとの繋がりが増えていますが、常々、作品制作の現場に入ってみたいと思っています。作品制作の真っ只中は集中していると思いますが、何らかのタイミングがあれば、現場の雰囲気を伝えるようなレポート記事をまとめたいと思っています。

ベスト作品

そうそう、昨年見た作品で最も印象に残った鑑賞作品は?ということも書いておきます。

やはりこの作品は素晴らしかったなぁ・・・と今でも思うのは、モネ展で拝見した福田美蘭さんの《睡蓮の池》睡蓮の池ー朝》です。いずれも巨大な作品です。横浜美術館で見たときは見上げるようにただただ圧倒されました。

展覧会のNo.1はもちろん鴻池朋子さんの「ハンターギャザラー展」でした。価値観が大きく揺さぶられた、とてつもない美術展でした。

2019年もまだ見ぬ作品や展覧会との出会いがたくさんあると思うと心躍る気持ちです。色んな出会いがあること願っています。

まとめ

ここまで長文のエントリーは初めてですが、割とスラスラと書けるものですね。

筆者が仕事の繋がりで知り合ったラジオ局のディレクターとのエピソードを思い出しました。あるラジオ番組にゲスト出演する一般人の方が超緊張している時に向けた言葉です。

「知ってることしか聞きませんし、知ってることだけお話しください。だから緊張する必要はないし、楽しんでください」。

この記事のように自分が日常的に考えていることは、スラスラと書けるものですね。今年は筆者も自分が感じたことを飾らずに、しっかりとした文章でお届けするようにしたいと思います。

2019年もアートを通じて新しい出会いがあれば良いなぁと期待しています。

本記事は、元日と言うことで新聞が一年をはじめる際に載せる社説のようなものを書きたくなって投入したエントリーです。

ご覧になって頂いている読者の皆様にとって、豊かで実りあるアートな生活が送れることを願って締めたいと思います。

 

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