【個展】 松山智一(Tomokazu Matsuyama)「Same Same, Different」@LUMINE0

松山智一

ニューヨークを本拠に置く作家「松山智一」氏。

日本では約10年ぶりという個展にお伺いしてきました。会場は筆者も初めてお伺いしたLUMINE0(ゼロ)。通常はイベント会場で使用されているそうです。

松山智一「Same Same, Different」

少し長文ですが、今回の個展のテーマなどについての記載を引用いたします。

個展「Same Same, Different」とは?

松山氏の作品は、日本とアメリカで育ったことに基づく二つの文化体験を反映しています。
現在、ニューヨークのブルックリンにあるスタジオで作品制作をしていますが、母国である日本から見てもアメリカから見てもアウトサイダーであると常に感じていました。
しかしその視点こそが彼に「自由」を与えました。
現代的かつグローバルな対話を内包した松山の作品は、アウトサイダーだからこその自由な視点に基づき表現されています。
「浮遊するアイデンティティ」は彼が幼少期から持ち続けた感覚であり、本展の為に選ばれた作品にも色濃く表現されるテーマでもあります。
本展では、松山氏の「両極の美意識の共感」を映し出しています。
例えば伝統と現代、装飾性と理論性、西洋と東洋など、両方の境界線を可塑的に表現した展覧会となっています。
松山氏は、日本絵画がもつ平面性に意匠性、アメリカ抽象表現主義の無二独創感溢れるダイナミックさ、戦後のニューヨークで盛んになったジェスチャーペインター(ジャクソン・ポロックなど体の動きと作品が連動している絵画様式)らが持つ自由闊達さなどを融合することで新たな視点を提案しています。
これらの絵画様式は一見矛盾しますが、何層にも重なったレイヤーを緻密な技術と論理的なアイデアで調和させ、欧米の現代アートのコンセプチュアルに傾倒しながらも、東洋の素材と精巧なクオリティへの尊重を持って応えることで松山特有のスタイルへと昇華しています。
松山氏の作品はステレオタイプな文化分類を超え、「現代におけるローカル感とグローバル感の多元的解釈である」と隠喩的に表現されます。
彼は遊び心を持って複数の文化イメージを作品に落とし込んでいますが、これは現代におけるグローバルな文化交流の一つのかたちであり、21世紀の事象の断片的な性質を集約し視覚化したものといえます。
松山氏は自身の作品を通して、東西文化における彼自身の個人的な経験を融合させる方法を確立しました。
典型的な西洋の精神性と、それに対する東洋の性質を等しく扱うことにより、前時代的なヒエラルキーを否定し、東西文化の間に、また伝統と現代の間にまたがる大きな隔たりを再構築しようとしています。
これは、現代のグローバル社会において融和的な対話を形成し、作品を見る者に彼ら自身にとってアイデンティティが何を意味するかを考えるよう問いかけています。

〜公式サイトより抜粋

ギャラリートークにぶつかり、松山智一氏ご本人のお話を聞く機会に巡りあいました。

会場では作品の販売も行われておりました。一部コレクターさんの所有作品もあり、良いなぁ・・・と思った作品は残念ながら購入対象にはありませんでした。価格の方はなかなか強きの設定です。人気のアーティストさんなのでしょうね。

概要

会期 :4/29 Sun.~ 5/6 Sun.
11:00~19:00 ※4/29のみ 11:00~15:00 ※5/5 Sat. こどもの日限定!
10:00~11:00 ファミリータイム ※小学生以下のお子さま連れのお客さま限定
会場 :LUMINE0(ルミネゼロ)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan新宿5F
入場料:無料
主催 :株式会社ルミネ
協力 :TOMOKAZU MATSUYAMA STUDIO/HPF Christopher Inc./hpgrp GALLERY
協賛 :THE BROOKLYN BREWERY JAPAN/TS inc.

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