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【初・中級編】アート作品を購入する「7通りの方法」について

アート作品を購入する「7通り」の方法

今回の記事はずっと書きたかった「アート作品を買う方法」について、網羅的にまとめて行きたいと思います。
海外とは違い、日本ではアート作品の売買が一般的な慣習になっているとは言えない状況ですが、本記事を読めば誰でも気軽に購入出来る選択肢が沢山ある、ということに気がつくはずです。
銀座の骨董品店に入るような堅苦しく敷居の高いものではないことを広く知って頂きたいと思っております。
今回は筆者自身がコレクションしている対象でもある「現代アート作品」を中心にアート作品はどこで買えば良いの?と言う点について記述していきたいと思います。

ずばり、「現代アート作品」を購入するには7つほどの方法があります。作家や作品によってそれらを随時選択していく形になります。

【1】百貨店で購入

いわゆる総合デパートと呼ばれる百貨店(或いは類似の商業施設)には美術品売り場や常設の画廊が置かれています。商品として販売するために美術品が陳列され、画廊では期間が決められた企画展や個展が開催され、作品には値札がキチンと表示され展示されています。

MITSUKOSHI ✕ 東京藝術大学 夏の芸術祭 2018 東京藝術大学の大学院在学生および40歳未満の卒業生約100名による作品を日本橋三越本館6階の美術フロアにて発表する企

百貨店は美術担当として名刺に刷り込まれている決められた担当者がいることが多く、仲良くなると展示前に作品の情報を教えてくれたり、事前に予約を受け付けてくれたりしてくれます。もちろんスタッフと懇意にならなくても百貨店の対応は丁寧で、個別の問い合わせにも丁寧に対応してくれるでしょう。
また、百貨店の上得意だけが入場を許されるサロンに美術品が展示販売されていることも多く、そういった限られたスペースへの入場も場合によっては可能になります。

百貨店画廊 大手百貨店(デパート)にはほぼほぼ画廊というか美術コーナーがあって、アート作品を販売しております。一方で、それらの百貨店には上得意顧客向けのサロンを展開していて、クロ

なお、筆者の経験としてですが、企画展の販売が芳しくなかったりすると会期の途中で「値引きの相談が出来る」場合もあります。もちろん百貨店の姿勢として値引きをしない、ということもあろうかと思います。個々の店舗によって対応があるでしょうから、ご注意頂きたいと思います。
また、企画によっては販売のイニシアティブをギャラリーが持っている場合もあります。百貨店の企画に見えても、実質的に作家や作品のアレンジをギャラリーに任せているケースも少なからず存在します。目当ての作家がいれば、所属や取り扱いのギャラリーに問い合わせをしてみましょう。過去作の紹介や新作の案内など沢山の情報が提供されると思います。

デパ地下だけでなく、百貨店の上層階にある「美術フロア」を覗いてみてはいかがでしょうか?

新宿伊勢丹の美術フロア

【2】ギャラリーで購入

ギャラリーで購入する事は現代アート作品を購入する際の基本スタイルです。

ギャラリーに入ることは多少勇気がいることかも知れませんが、楽しい世界が待っています。

東京ですと銀座、京橋、日本橋界隈から神田、浅草橋界隈、六本木から青山界隈、新宿・四谷エリア・・・などに存在するコマーシャルギャラリー(画廊)では、常に沢山の展覧会が開催されています。
事前に予定が組まれた期間に行われる展覧会は、美術館で開催されている大型美術展とは違い、基本的に「無料で入場」できます。場合によってはお茶やコーヒー、お茶菓子が出てきて思わぬもてなしを受けるのですが、不思議ですよね。何故でしょう・・・?答えは単純で、作品の「販売」によって営業しているからなのです。
それらギャラリーの展覧会では作家から預かった作品を最初に販売する場所「プライマリー市場」と呼ばれ、ギャラリーは作品価格の「50%」を手数料として受け取るビジネスモデルです(手数料率はケースによって変動します)。
なお、基本的にはギャラリーでの購入は原則的に「先着順」が通例です。狙っている作家や作品があれば会期の前半に行かないと涙を飲む結果になるでしょう。ご注意下さい。
ギャラリーで購入することについてはかなり突っ込んだ内容に及びますので、別の機会にキチンと整理したいと思います。※追って記事更新します。

最初は入りにくいかも知れませんが、一歩入ればアートの世界が広がりますよ!

【3】アートフェアで購入

ギャラリーで開催される個展では、1人や少数の作家にキチンと向き合って鑑賞する事が出来る素晴らしい機会ですが、沢山の作家や作品との出逢いがあるアートフェアは、巨大なアート売買市場として日本でも一定の機能を担っているようです。日本で最大のマーケットは「アートフェア東京」でしょう。有料のイベントですが多くの作品や来場者で賑わう一大アートフェスティバルです。
「アートフェア東京」では海外からの出店も含めて沢山の国内ギャラリーが集い販売を目的とした作品の展示が行われますが、アートバーゼルのような国際的に知名度があるものでは無く、奈良美智さんなどの国際的アーティストの参加はありませんが、ギャラリーとしては腕の見せ所で、作家としても一つのステイタスになるような企画でしょう。

アートフェア東京2018 Art Fair Tokyo 2018 アートフェア東京2018に行ってきました。 アートフェア東京2018は日本国内で最大のアートフェアです。
アートフェア東京 会場の様子

また、現代アートとは一線が引かれるイベントですが「デザインフェスタ」のような、若手クリエイターの祭典でもアートカテゴリに含まれる作家が出展していて注目されます。
筆者的な視点ではこう言ったカルチャーから有望な作家が登場してくることを期待しています。熱量の濃いイベントですので、是非現場に足を運んで雰囲気を感じ取って頂ければと思います。

デザインフェスタ(デザフェス) 「デザインフェスタ」は、アジア最大級のクリエーターの祭典。通称「デザフェス」と呼ばれるイベントで、東京ビッグサイトで年2回開催されます(真夏のデザ

【4】インターネットで購入

Amazonや楽天などのようにサイト経由のネット通販で購入することも現代アートの業界では慣れ親しまれているようです。世界的にはArtsy、日本では「TAGBOAT」などのプラットフォーマーや、前述した百貨店でもオンライン施策としてネット販売があります。
アート作品のレンタル事業から販売までも行っている寺田倉庫の取組「バザルト(BAZART)」なども有り、購入へのハードルを下げてくれるサービスもはじまっています。

気軽にアクセスできるメディアとして、アート市場を活性化させるような次世代の取組は、デジタル領域を中心に増えていくことになることでしょう。期待したいところであります。

【5】作家から直接購入

美術作家のほとんどが公式サイトやTwitter、Instagram,TumblerなどのWEBサービスを活用し、作家としてのプロフィールや作品のポートフォリオ、活動情報を発信しています。彼らは直接コンタクトが取れる連絡先を開示し、私たちは作家と直接コミュニケーションが取れる時代になりました。感度の高いコレクターは情報収集をマメに行い、直接的にアプローチを行っているケースも見られます。作家は前向きに問い合わせへの対応を行い、利害の一致したコミュニケーションを進めています。

作家から直接購入することも可能で、幾つかのパターンがあるようです。おおよそこの範囲に収まるのではないか、と言うものを整理してみました。

  1. 問い合わせによって販売可能な作品を確認していく方法。支払いは個人口座、梱包や発送は作家本人が行う。
  2. BASEやSTORES.JPなどの販売プラットフォームに接続し、作品の紹介を含めて広く販売展開しているケース。支払いはプラットフォーム経由、梱包や発送は作家本人。
  3. メルカリで出品しているケース。支払いはメルカリ経由、梱包や発送は作家本人。

メルカリでは作家の木原千晴さんの事例が参考になると思います

https://www.mercari.com/jp/u/678593866/

なお、このケースの延長戦としては、作家ご本人へ作品制作の依頼をする事(コミッションワーク)も可能です。依頼を受ける、受けないは作家さん次第ではありますが、好みに近い作品を手に入れる可能性が高い選択肢の一つです。

【6】オークションでの購入

この項で取り上げるオークションは「Yahoo!オークション(ヤフオク)」でも「メルカリ」でもありません。両者を否定するつもりはありませんが、来歴(購入履歴)が重視されるアート業界ではあまり馴染まないといった方が良いのが現状の認識です。

グローバルではサザビーやクリスティー、国内ではSBIやシンワ、毎日などのオークション業者がカタログや事前展示会を行い、慎重に入手したアート作品がその名の通りオークション(競売)で売買される仕組みです。出品される作品は作家が直接するよりも、既に購入したコレクターやギャラリーから提供されます。いわゆる「2次流通場所」と言って良いでしょう。

提供される作品は下見会場での展示が行われます。無料で鑑賞出来る展示会が名作揃いで実に楽しい!のです。実際に購入しなくても、登録無しで会場に入れます。アートは沢山の作品を見て目を鍛えていくことも必要だと思います。

アートオークションの下見 アートのオークションが盛り上がっている?という話を聞き、オークションの開催前日タイミングで会場となる「シンワアートオークション」(銀座)に行って参り
オークション会場で起こった「バンクシー」の出来事は有名ですよね。

オークションでは金額的には高めの作品がラインアップされています。
購入目的でなくても、どのような作品に値段が付いていくのか?と言うことを知るだけでも意味があると思います。無料で貰えるカタログを見るだけでも楽しく勉強になると思います。

【7】コレクター間での交換や売買

SNSの繋がりで、日常的に情報交換を行っているコレクターたちが存在します。信頼の出来るコレクター達との交換や売買も少なからず行われています。
最近ではコレクター自身が所有する作品をまとめて展示する「コレクター展」がギャラリー中心に行われていますが、自身のコレクションを一般に披露する場が増えてきたように感じます。所有作品を直接作品を売る場ではありませんが、所有作家の展示場所を併設し、作品販売の機会を提供しているケースもあるようです。
http://kobalog.jp/burart/2018/08/project501-file1/自分だけで秘かに作品を楽しむことだけでも充分に意味があることですが、アートを好む仲間との交流は楽しいものです。情報交換、所有作品やエピソードの交換など、共感を得られる仲間との関係性は、アートの楽しみが広がっていくことでしょう。
コレクター同士が交換や売買をすることはまだ少ないかも知れませんが、沢山の選択肢の中にそういった文化が宿れば嬉しく思います。

まとめ

以上、アート作品を購入するための「7通り」をお伝え致しました。

狙っている作家が明確にいる場合は、ギャラリーで開催される展覧会に行けば作品を手に入れられます。好きな作家がいない、何を買って良いか分からない、などの場合にはタグボートさんなどのサイトで作品やサイズなどに応じた料金感など、自分の好みを測る上でも使ってみて良いかと思います。
或いはアートフェアなどで沢山の作品をみて、作家本人との出会いなどを重ね、ご自身の趣味嗜好を整理していくこともありそうです。

筆者はとある安価な作品を手にした瞬間にアートに対する意識が開化しました。1つ作品を買えばこの豊かな世界を自分のモノに出来ると思います。

素敵なアートライフをお過ごしください!

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